「学校推薦型選抜」って何?入試制度を簡単に解説!

入試の基礎知識

学校推薦型選抜について

今回は「学校推薦型選抜」について解説していきます!

この入試方法は文字通り学校が大学へ推薦してくれる入試です。

「学校推薦型選抜」の中にも2種類あります。

指定校推薦:大学から指定された高校のみ受験可能
       推薦人数は限定され(1人が多い)、希望者が多い場合は校内選考で選抜される。
       出願できれば合格率は非常に高い
       専願(1つしか受験しないこと)のみで、合格したら必ず進学する必要がある
  流れ・・・7月下旬:その年の指定校一覧が発表される
       9月上旬:指定校の希望届を提出←夏休み中に志望校の最終決定をする
       9月中旬:推薦校内選考←出願する権利を得た人は願書をもらい出願準備
       9月中旬~:第2回指定校の希望届、第2回指定校推薦校内選考と続く
             ↑第1回の校内選考で決定していない学校から選ぶ
             この後希望届が出るたびに校内選考が行われる
       11月~:出願開始&入学試験
       12月~:合格発表

公募推薦:全国どこの高校からでも推薦基準を満たせば受験可能
      私の合格率の体感は50パーセント
      総合型選抜や他の公募制の学校推薦型選抜とかけもちして出願できる場合がある
 流れ・・・9月上旬:公募推薦の希望届を提出←夏休み中に志望校の最終決定をする
      9月中旬:推薦校内選考←出願する権利を得た人は出願準備
      11月~:出願開始&入学試験
      12月~:合格発表

推薦基準としては各大学で「例:評定平均3.8以上」など評定を規定する大学が大半です。   

選抜方法は、書類審査、面接、小論文、学力試験、実技試験の中から組み合わされている場合が多いのも特徴です。

しかし、大学からの条件を満たしているからと言って、全員が受験可能ではないので注意です!

学校推薦型選抜を受験するには各高校の校内の推薦基準を満たす必要があるのです。

例:1年次:欠席10日以内、遅刻10日以内、早退10日以内           
  2年次:欠席10日以内、遅刻10日以内、早退10日以内
  3年次:欠席5日以内、遅刻5日以内、早退5日以内(1学期まで)

などです。自分の学校の基準をしっかり調べておこうね!

ちなみに、大学側からの条件として絶対にある「評定平均値」とはすべての教科・科目の評定の合計を、すべての科目数で割った値のことで、小数点第二位を四捨五入した値のことです。

推薦を狙っている人は、皆勤を目指しながら成績を高く維持することを1年次から意識して過ごしましょう!

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